イノダコーヒ スタッフインタビュー

常連さんを増やしたい

もともと常連としてイノダコーヒに通っていて、憧れの職場で働きたいと思い切って異業種から飛び込んだ森下さん。

イノダコーヒでは、常連さんを増やすことを目標に日々努力をしている。森下さんの目指す姿を語ってもらいました。


森下紗也香

本店ホール
入社3年目

憧れの喫茶店

  • 現在の仕事内容
ホールスタッフとして入社後、ポルタ支店、八条口支店を経て3ヶ月前から本店勤務です。ホールの仕事は大きく入店時のご案内、ご注文、ご提供、お見送りなのですが、そのご案内以外をすべてやっています。1日50組以上のお客様のご相手をさせていただくこともあります。

  • 入社のきっかけ
もともと純喫茶が好きでいろいろなお店を回っていて、イノダコーヒもお気に入りのお店の一つだったんです。ある時、久しぶりに入ったイノダコーヒの店員さんが私のことを覚えてくださっていて、感動したんです。またそのお店のスタッフさんがきびきび動いていて、格好いいなと思って働きたくなり、中途採用に応募しました。実際入ってみると、覚えることも多くて大変だったんですが、好きな喫茶店で働けたので苦もなく働けました。

  • イノダコーヒの接客
イノダコーヒは料理もホテルのレストランに近いと思うんですが、接客もステータスを感じてもらえるように意識しています。でもホテルと違って、お客さんと世間話をしたりちょっと距離が近い感じもある。品格もありつつ親しみやすさもあるのがイノダコーヒの魅力かもしれません。

イノダコーヒのホールは、言われたことをやるんじゃなくて、言われる前にお客様が何を求めているかに気づいて声をかけるんですよね。ケーキで迷われていたら、一言声をかけてどういうものを探しているのか伺うとか、目配り気配りを大切にしてるんです。たくさんある喫茶店の中で、こんなにお客さんに喜んでもらえるお店はないかなと思います。

  • 常連さんのありがたみ
常連さんがいることの魅力もあります。お気に入りのメニューが決まっていて覚えるのは大変ですけど、やりがいにつながりますね。本店はできてからのお客様なんかもおられて、ずーっと来てくださっている。それを先輩たちから引き継いでいる感覚はありますね。 イノダコーヒのお客様は暖かい方が多いんです。常連さんもこちらを覚えてくれて、お休みやシフトのすれ違いでしばらくお会いしないと心配してくださったりして。そういうのがあると励みになりますよね。

美味しかったと言ってもらえる仕事

  • 簡単な仕事ではない
イノダコーヒのホールの仕事は、簡単な仕事ではないと思います。手厚い先回りしたサービスをしようとすると、連携が必要になります。お客様の様子に気づいたら、お互い声をかけて共有したりしないといけないんですよね。すごくコミュニケーションをとらないといけない。一人で完結できないんです。

一緒に働いている人は、みんなきびきびしていて周りがよく見えている人が多いですね。自分の担当じゃない仕事も見て動いてくれて、まさにチームワークで働いている感じがあります。

  • うれしい瞬間
あのお客様ならこれが好きじゃないかって考えて、お勧めしたものを食べてもらって、帰りにわざわざおいしかったよって言ってもらえたときは、本当に嬉しいですね。 地方から、お気に入りのケーキを目当てに来てくださったお客様がいたんですが、品切れだったんです。それで代わりにおすすめのケーキをお伝えしたら食べてくださって、すごく感激してくださったんです。その時はうれしかったですね。

ホールは直接お客様においしかった、ありがとうと言ってもらえるのでやりがいがありますね。

ファンになってもらうことを目指して

  • 目指す姿
イノダコーヒがずっと続いてくれたらと思って働いています。その中で、自分のファンを作ることを目標にしています。自分がお客として通っていた時に、素敵な店員さんを見ていいなと思ったので、自分もリピーターにつながるファンの方を作れたらいいなと思うんです。それが新しい常連さんになって、また次の世代に引き継がれていく。今の常連さんもそうだったと思うんですよね。50年後にも続く常連さんの流れに自分がかかわれたらなと思います。

  • 一緒に働く人へのメッセージ
喫茶店で浮かべるイメージよりは大変な仕事だと思います(笑)。でもやりがいはすごくあります。お客様から声をもらえるので。一緒に働いて、新しい常連さんを一緒に作っていけたらいいなと思っています。

そのためには努力が必要です。お客さんにいいサービスしようと思ったら、普段からコーヒーや料理の勉強をしたり、お客様に何ができるかずっと考えないといけない。でもイノダコーヒは周りの人が当たり前のようにやっているので、素敵な接客やサービスを是非盗んでほしいと思います。